久々 Watchmen以来の大画面の中のパパです
キリング・フィールズ 失踪地帯
TEXAS KILLING FIELDS
クロエちゃんと
主にパパを見に行ったので わたくし正しい評価ができません…
でも コレだけはいえる
宣伝マン泣かせの困った映画
普段 宣伝にはナニかと文句をつけているわたくしですが
こんな仕事が来たら 頭抱えちゃう
冒頭 実話を元にして と断りがあって
ドキュメンタリー風の映画なの
だから敢えて平坦に作ってある 演出だと思うの
ソレが端的に現れているのが 最後の再会のシーン
いくらだって盛り上げるコトができるのに
盛り上げる手前でエンドロールに移ってしまう
カー・アクションもカッコイイ構図で撮っているのに
その場のサム・ワーシントンの役がカッコイイかとゆーと全然…
刑事二人のバディ物でも クロエちゃんのクライムサスペンスでもない
あくまでも ドキュメンタリーとゆースタンス
現実の刑事はドラマと違ってコミカルでもカッコよくもないし
連続殺人・レイプ犯はドラマと違って 一目で分かる特徴なんてなくて
その辺にいる兄ーちゃん・オヂさんなンだよ
フツーに暮らしている彼らがいつだって DVを引き起こすンだよ
その先の レイプ・殺人なンだよって
だから 女性には薄々怖い映画で
男性には実感が伴わなくて 少しも怖い映画ではない と思うのね
刑事二人が大活躍して スカッとさわやか でも
悲しくて泣いて泣いて そしてカタルシスを得る でもないから
ほら 売り文句をどうしよう… でしょ?
サム・ワーシントンの刑事さんが職場結婚で
同僚が元妻
で 未だに なんだか知らないンだけど 折り合いが悪い
ソコの所をもうちょっと深く掘り下げてもいいンぢゃないかと鑑賞中にいろいろ思ったのですけどぉ
ゴタゴタの理由なんてどーでもいいのね
ドキュメンタリーなんだから
刑事さんだって仕事一筋ってワケぢゃなくて
様々な問題を抱えながら 同時進行で事件も解決していかなくっちゃいけない
ってコトを描きたかっただけなのねぇ
人物のバックボーンの薄さは刑事さん達だけぢゃなくて
犯人も同様 動機も何もない
まぁ DVに動機なんてモノはないのだけれどね
唯一ひとりだけあるのが クロエちゃん
出番は多くないけれど
物語の主旋律だから 彼女だけはある程度 掘り下げている
ソレも 殆ど台詞もなしに物語るのだから
演出の腕が 決して悪いぢゃないのよねぇ
アクション的にも 感動的にも 盛り上げ感のないのは
やっぱり 狙っているンだろうなぁ
日本語ではsを消されちゃっているけど
原題は複数型です
殺人場所が複数ある様に
一つ事件を未遂に終えても 次から次へと日常的に続いてく
物語は夏なのに 昼間でも画面は暗く
抜けるような爽やかさや明るさがない
そんな中で クロエちゃんは掃き溜めにツルです
クロエちゃんが時々画面に映らなかったら
映画を観ているのが辛くなる
この映画はクロエちゃんで持っている といってもいいわ
ショートのヒューゴの不思議な発明より ずっとずっとかわいぃ
わたくしが 長髪・巻き毛に弱いからだと思うけどぉ
そしてパパは
う〜ん 最近観たパパが息子二人を溺愛している(勿論 娘にも弱いンだろうけど
ナゼか? 絡まないのよねぇ)所為か
サム・ワーシントンと居ても 彼のパパに見えちゃって…
サム・ワーシントンより一回りデカいしね
不思議なコトに
他の方と一緒の画面では パパそんなに大きくは見えないのに
(彼女の額に手を当てて 呟くパパはお祈りしているのです)
サム・ワーシントンと一緒だと大きく見えるのよねぇ
…どーゆー演出なのでしょ?
わたくしの方に原因があるのかしら…?
時々 頭が残念なコトにつているけど
無精髭で オマケに眼鏡(私物っぽい)もかけちゃったりして
きゃ〜きゃ〜
この見た目でMagic Cityのパパのベタベタ振りをやってくれれば最高だったのに
ブライアン刑事はそんなキャラではありませんでした 残念
パパのこの どっしりとした包容力はなんでしょ
たくさん堪能いたしました
クロエちゃんの役アンの初恋の人は きっとパパよ絶対!うん
地図を広げて 探索し始めた時は
パパ・ウィンチェスターを彷彿です
サム・ワーシントンの役の刑事さんが飼っているとゆー設定なのに
ワンコさんがパパの方にどーも懐いているようで
撮影の合間に いっぱい一緒に遊んだンでしょうねぇ
あ そうそう
このワンコさんをサム・ワーシントンのマイク刑事が元妻に
「俺達のイヌ」といって 横目でみられて
「オレのイヌ」と言い直すのが
ガイ・リッチーのホームズとワトスン君の遣り取りのよーで おかしかったわ
問題は
サム・ワーシントンが時々ジェンセンの様にうにゃうにゃ喋るので
台詞がなんだかよくわからなかったコト
クロエちゃんもちょっとうにゃうにゃしてたし
コレがテキサス訛なのかしら…?
決して盛り上げない音楽が
色調・空気感とあっていてよかった
ベース好きのわたくしとしては 音楽だけでもカッコイイ
そうか
一言でいえば やるせない映画 なのね
2012年4月26日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿